〒333-0801
埼玉県川口市東川口2-6-10
武蔵野線埼玉高速鉄道「東川口駅」徒歩5分
皆さんこんにちは!
ケガの判断をより正確にするためにエコーを導入いたしました!
例として須藤先生がサッカーの試合で打撲してしまった
膝の画像を載せてみます!
これはケガをしていない方の膝の画像です。
〇の部分が筋肉の繊維になります。
筋肉の繊維がきれいに映っています。
こちらが打撲してしまった方の膝の画像です。
〇の部分を比較してみると、
血液が溜まっているので黒く映っています!
このようにエコーを撮ることにより
・ケガの程度
・回復の目安
・病院に行った方がいいか
・スポーツ復帰の可否
などの判断がしやすくなります!
また、トレーニング時にも活用でき、
自分の筋肉がちゃんと使えているかの確認としても使えます。
今はコロナウイルスの影響で色々な活動が制限されてしまっていますが、
スポーツクラブ・部活動などの活動が再開し、
万が一ケガをしてしまった場合は是非ご相談ください!
皆さんこんにちは!
今回はバスケットボールをしていて転倒した際に左第七肋骨を骨折してしまった患者様のお話しです。
40代の女性の患者様でバスケットボールの試合中に転倒し、その上に相手選手が倒れてきて
圧迫された際に骨折してしまいました。
整形外科の先生に同意を得て(接骨院で骨折、脱臼の施術をする場合は医師の同意が必要です)当院で施術を開始しました。
来院時の症状は局部の圧痛、介達痛(肋骨の側面が骨折している場合、前から胸を押すと痛みが響きます)、呼吸痛がありました。
レントゲンのデータも見せていただき骨折部位の確認もできました。
さて、骨折をした場合どういう風に骨がくっついていくか皆さんご存知ですか?
簡単に説明すると
1、骨折した場所に血の塊ができる
2、仮の骨(仮骨)が出来て骨折部位を繋ぐ
3、骨がくっつき始める(まだ固くはない)
4、固くなってくる
5、完全に固くなり修復完了
となります。
年齢、折れ方によって期間は異なりますが、骨がくっつくために必要なことはしっかりと固定することです。
肋骨骨折の場合だとコルセット等で動かないように固定することが多いです。
固定が不完全だったり、固定期間が短くなってしまいますと骨がくっつく機能を失ってしまい、
偽関節という状態になってしまいます。
偽関節になってしまうと、手術をして固定しなければならなくなってしまいます。
ただ待っているだけでも骨はくっつくのですが、ギプスをずっとしているのも辛いですよね。
固定している間にも出来ることがあります。
元気な関節を動かすこと、血流を良くすることです!
固定の最中でも動かせるところは動かしておかないと筋肉が細くなったり、関節が固くなってしまうためギプスが外れた後のリハビリが大変になってしまいます。
血液の中には身体を修復する成分が含まれています。なので血流をよくすることで修復力が高まります。
よく大腿骨を骨折すると手術をしなければいけないと聞くと思いますが、これは折れる場所によって
血流が行き届かないために手術をしないとくっつかないということです。
今回の患者様の肋骨骨折に対しては、背骨の可動域を出し、緊張している筋肉を緩めることにより血流を良くしていきました。
整形外科の先生にびっくりされるほど早くくっつきました。
今では多少の痛みは残るもののバスケットボールを楽しんでいらっしゃいます。
勿論、結果には個人差がありますが、何もしないで待っているよりは出来ることはどんどん行っていった方が
早く復帰できると思います。
骨折だけでなく、脱臼、捻挫、打撲、肉離れ等ケガは放っておいてしまうと、回復する力をドンドン失っていってしまいますので
早めに対処しましょう!
ケガでお困りの方は是非当院にご相談ください!
皆さんこんにちは!院長です!
秋といえば食欲の秋!!!と言いたいところですが笑
スポーツの秋ですね!気候も涼しくなり、身体を動かしやすい季節になってきました。
当院に来院される患者様もスポーツをされていつ方が多く来院されます。
スポーツをされている患者様を施術するときに特に注意していることは
・痛めた箇所(当たり前!)
・痛めた動作(当たり前!)
・負傷箇所の痛みが最大限に出る角度
・痛みが出る姿勢の再現
などです!
ただ問題が一つあります。
実際に動きを観ないことにはわからないことがあります。
フットサルをしていて膝を負傷してしまった患者様がいるのですが、ボールを蹴ると痛みが出てしまうのですが、施術を続けていてもなかなか痛みが引きません。実際にボールを蹴る動作と、接骨院内で再現してもらう動作とでは筋力、スピード、姿勢等に違いが出てきてしまいます。
そこで!
実際のプレーを観てみました!
プレー中の姿勢、動き方、実際の筋力等観察した結果、なかなか治らない理由が判明しました!
(実際の施術はこれからですが笑)
接骨院内でプレーの再現をするのは難しいですよね!
ケガをなさった皆さんのプレーを観れれば一番いいのですが、残念ながら全部観れるわけではありません。
ただ当院の駐車場に人工芝のマットを引いてあるので再現できそうなものに対しては極力再現してもらうようにしています。
その動きを観ることによりこれからのトレーニング方法等も指導させていただけます。
ご希望の方は来院された際に実際の動きを観てほしいと言って頂ければ承ります。(道具等は持参していただくようになります。)
又は実際にその場所に観に来てほしいという方も相談してみてください!(時間、曜日等、マッチすれば見に行きます!)
その第一弾として患者様が所属している埼玉県一部リーグのフットサルチームにトレーナーとして参加させて頂くことになりました!
その様子もブログでご報告できればと思います!
まだ確立されたことではないのですがご依頼があれば対応したいと思います!
最近、小、中学生の患者様でスポーツでケガをされたり、スポーツ障害で来院される方が多いです。成長期で骨と筋肉のバランスが崩れると、ケガやスポーツ障害が起こりやすくなります。
そんな子供達に共通している事は、
1、身体が固い
2、足首が固い
この二つがあります。
まず、身体が固い事についてですが、足を伸ばして座っても背筋が伸びない子が多いです。太ももの後ろの筋肉が固いせいで骨盤が後ろに倒れたまま座っている状態になっています。
この状態で痛めやすい箇所は、腰と太ももの筋肉です。悪い姿勢でスポーツをすると走るのも遅くなり、腰又は足の筋肉への負担が増してしまいます。
もう一つ足首が固い事についてですが、しゃがむと踵が浮いてしまう、後ろに倒れてしまう子が多いです。立ち上がる、しゃがむ、走る、ジャンプする等足首は常に使い続ける関節です。足首が固いとドタバタ走りになったり、ジャンプした後の着地時などに衝撃を吸収しきれず膝から太もも、腰にと衝撃が伝わってしまいます。
まずチェックをしてみましょう!
身体の固さチェック
1、足を伸ばしたまま座ります
2、そのまま背筋を伸ばします
背中が伸びない、骨盤が真っ直ぐにならない方は要注意です。
次に足首の固さチェック
1、足を揃えて立ちます
2、そのまましゃがみます
カカトが浮いてしまったり、後ろに倒れる、膝が開いてしまう方は要注意です。
これを改善する事により、ケガをしにくい身体、パフォーマンスの向上に繋がります。
スポーツをなさっている方だけでなく、また子供だけでなく大人の方でもこれに当てはまる方は要注意です。
身体の固さ、足首の固さが気になる方は是非ご相談下さい。
スポーツコンディショニング(自費診療となります)も承っております。
足首を柔らかくして、元気で丈夫な身体を手に入れましょう!
久々の更新になってしまいました(T_T)
今日の患者様は都内からお越しいただいた小学生の男の子です。
初回来院時の症状はクロールをしていて腕を水面に引き上げる動作をすると肩から胸にかけて痛みが出るというものでした。
詳しく話を聞き検査した結果、肩甲骨と鎖骨の関節の動きが悪く、両方の骨にくっついている筋肉を無理やり使っていたためにケガをしてしまったのだろうという所にたどり着きました。
肩甲骨と鎖骨の関節についている筋肉といってもたくさんあります。その中でどの筋肉、組織が悪いかをしっかり判断するために徒手筋力検査
(いわゆる抵抗運動)をします。その結果、大胸筋という胸の筋肉の筋力が悪いことが判明しました。
人間の関節を動かす筋肉は主動筋と拮抗筋の関係で働いています。例えば、肘を曲げる時、力こぶの筋肉が縮んだら(主動筋)二の腕の筋肉が伸びます(拮抗筋)。膝を伸ばす時、太ももの前の筋肉が縮んだら(主動筋)太ももの後ろの筋肉が伸ばされます。
この患者様に当てはめると、クロールで腕を回す際に菱形筋(背骨と肩甲骨の間の筋肉で腕を後ろに引く際に使います。これが主動筋になります)が縮んで大胸筋が伸びなければいけないのですが、大胸筋が固いため伸びることができず、無理に腕を回したために痛めてしまいました。
関節の調整、筋膜リリースという筋肉を覆っている膜(ソーセージでいうビニールの部分です!)を緩めることにより可動域が広がり肩がスムーズに動くようになりました。
しかし、まだちょっと引っ掛かりが残ると訴えがありました。
筋肉と関節の調整をしても痛みが取りきれないときに検査する場所があります。
それは…内臓です!
患者様に「最近お腹痛いことある?」と聞いたところ、ビックリした顔で「ある!」といわれました。
実は内臓も筋肉、背骨と関係してきます!ちなみに大胸筋は胃と関係してきます!
内臓マニュピレーションという施術方法を使い施術したところ、引っ掛かりが取れてとても喜んで頂けました。
筋肉、関節の施術で症状に変化がない場合は内臓、または自律神経系の働きに目を向けて施術をしていきます。
痛みが出ているところだけを施術するだけでなく、関連性のある骨、筋肉を調整することにより治癒力が高まります。
問診時に今までの既往歴(病気にかかったことがあるか)、内臓の不調などを詳しく聞かせてもらい、必要であれば提案させて頂きます。
意外と関係ないだろうと思っていることが原因だったりすることもありますので、身体の事で気になることがありましたら何でもご相談ください!
こんにちは!東川口の和尚さん、院長です!
今日の患者様はフットサルの試合中に右膝内側側副靭帯を損傷してしまった男性の患者様です。
負傷後、整形外科にてレントゲン撮影後、当院に来院されました。
お話を詳しく伺うと、試合中にボールを蹴ろうとしたときに、相手選手と同時にボールを蹴ってしまい、膝の内側を伸ばしてしまいケガをされました。
接骨院ではレントゲンは撮れないので、徒手検査という手を使った検査方法で検査をします。
ケガをしてしまった場所は膝の内側ですが、膝には沢山の靭帯(前十字靭帯←僕も両膝の靭帯切れています!後十字靭帯、内側側副靭帯、外側側副靭帯)
と、半月板(ここも僕は切除しています)という軟骨組織があり、これらの検査を全て行ったうえで治療の計画を立てます。
ちなみに、靭帯を伸ばしたという表現は、損傷の程度を表す表現です。
Ⅰ度損傷:小さい範囲の損傷で、関節のぐらつき等は出現しません。
Ⅱ度損傷:比較的広範囲で損傷を認め、関節の不安定性が出現します。完全断裂はしていません。
Ⅲ度損傷:完全断裂
と、このように分類されます。
幸い、この患者様はⅠ度とⅡ度の中間あたりの損傷で、他の組織には異常はありませんでした。
膝を負傷した直後から1、2週間は炎症、腫脹(腫れ)ともに強く出てしまうため、運動療法は行わず、当院で行っているオステオパシー(自己治癒能力を高めるための手技療法)を用いて、周りの組織を緩め、腫れを引かせて可動域を広げていく施術を行います。
膝を負傷してしまったことにより、股関節、足首等にも負荷がかかってきたしまうので、負傷してしまった箇所だけでなく、全体的な関節のバランスを
整えることにより、より治療効果が出ます。
その後一番大事なのが固定です。損傷部位を固定することにより、不安定性をなくし、圧迫し腫脹を抑えます。
なかには固定を面倒くさがり、しないでほしいという方もいらっしゃいますが、固定するしないでは治り方が格段に違うので、骨折や脱臼でない限りは
患者様のライフスタイルに合わせた最善の固定を行います。
やはり固定をしていても仕事等で動いてしまえば腫れと共に痛みも出てきてしまいます。
その後、1週間に3回程度の通院、施術で一か月後には、軽いジョギング等はできるまでに回復しました。
受傷後4ヶ月経ち、ある一定の角度でボールキックをすると痛みが出てしまっていますが、その他の動作は違和感なく行えています。
僕も、両膝の前十字靭帯を切っており、右膝は中学校3年生の時に手術しました(もう20年前になります)
靭帯は骨と骨を繋ぐ大事なバンドになっています。しっかりと治療しないと、将来的に運動ができなくなったり、
他の疾病につながる場合もあります(変形性関節症などなど)。
ご自身では大丈夫だと思っていても、検査をしなければわからないこともありますので、ケガをしてしまったらすぐに接骨院、整形外科に受診することをお勧めします。