症例ブログ

2015.06.11 頸の痛みと腰(骨盤)の関係性

今日は頸と腰の関係性について書きたいと思います。

先日寝違えてしまい、頸が動かない患者様が来院されました。

 

寝違えの原因は不自然な姿勢で寝ることにより引き起こされる頸椎の捻じれ、筋肉の緊張などがあります。

通常であれば、寝違えて炎症が起きている部分を冷やし、頸周りの筋肉を緩めることにより症状が治まることが多いですが、なかなか変化が出ない方もいらっしゃいます。

そういった場合、腰や骨盤に問題がある場合が多いです。

なぜかというと、頭と骨盤は背骨(脊椎)で繋がっているので、骨盤が歪んでいると腰の捻じれが生じ頸椎(頸の骨)にその捻じれが伝わってしまいます。

いくら頸の筋肉を緩めても症状が改善しないのは身体の土台である骨盤の歪みが修復されないからだと考えています。

骨盤の歪みといっても様々で、左右の骨盤の捻じれがある方、骨盤が前後どちらかに傾いている方など人それぞれ異なっています。

左右の骨盤の捻じれがある方は頸が左右どちらかに傾き、前に傾いている方の頸は顎を引いた状態、後ろに傾いている方は顎が上がっている状態になっていることが多いので、頸の痛みと骨盤の状態を照らし合わせながら治療すると効果が表れやすくなります。

寝違えだけでなく、日ごろから頸の周辺が辛く動きが悪い方は一度骨盤の位置を確認してみるのもいいかもしれませんね!

このように当院では患者様が訴えている症状と関連する場所までしっかり検査をし、そのうえで施術に臨んでいますので、頸だけでなくお身体に状態に不安な方は是非一度ご来院頂き、ご相談して頂けたらなと思います!