症例ブログ

2020.03.27 院長のトレーナー日記

こんにちは!

コロナウイルスの影響が各所に出ていますが、

皆さん予防対策は出来ていますか?

当院でも消毒液の用意、トイレのペーパータオルの設置などできる限りの対策を執っております!

 

今日は関東フットサルリーグ2部烏天狗フットサルクラブの選手の

リハビリ・トレーニングをお伝えします。

 

22日の練習試合にて左足首の捻挫をしてしまいました。

水曜日に来院され施術をしました。

見た目は、腫れ・内出血がありとても痛そうな状況でしたが、

エコー検査・徒手検査の結果、症状は軽いものでした。

その後、練習会場に移動して動きの確認をしました。

強度の高い動き(ターン・ボールを蹴るときの強い踏み込み)では痛みが出てしまいますが、

軽いステップワークでは痛みが出なかったため、リハビリを開始しました。

 

ラダーを使ったステップワークを行いました。

山〇選手はもともとラダーは得意なのですが、細かい点に注意すると、

左足で踏ん張る際に上半身がぶれてしまう・股関節が内側にねじれてしまうことがわかりました。

股関節が内側に捻じれるという事は、つま先も内側に向いてしまうので、

この事が今回の捻挫を引き起こしてしまったことがわかりました。

股関節が内側に捻じれてしまうのは、お尻の奥底にある筋肉が弱いからなのです!

その後、お尻の使い方・体幹の使い方を指導した後は修正できた状態でステップを踏めました。

しかし、この癖を治すためには繰り返し身体に覚えさせなければなりません。

何事も継続は力なりですね!

 

このように、ケガ・不調の箇所だけを診ても、原因がわからなければ

また同じことを繰り返してしまいます。

スポーツをしている時だけでなく、日常生活でも同じことが言えます。

普段何気なく行っている動作が正しくなければ不調を引き起こす原因となってしまいます。

患者様ご自身で気が付かない事もたくさんあると思うので、

一緒に分析し、施術に生かしていければと思います。