症例ブログ

2019.01.29 トレーナー活動日記

皆さんこんにちは!

今回のトレーナー活動日記はU-12のフットサルチームでのウォーミングアップについて書きたいと思います。

 

子供にウォーミングアップをしっかりやろうと言っても、本人達はちゃんとやっているつもりでも、

大人たちから見ると出来ていない...なんてことありませんか?

 

う~ん...難しいですね!

 

実は僕も子供をコートで指導するのは久しぶりでした。

初めて伺ったチームでもあるので掴みが肝心だと思い、楽しくできるようなメニューを考えていきました。

 

まず初めに、今までやっていたアップを細かくチェックしていきました。

マーカーを縦に並べてその間に足を入れながらステップを踏んでいくのですが、出来ている子もいれば、

ごまかしてしまう子もいました。

この動きができないとゲーム中にどうなるかと言うと...転びます!

細かいステップができないと、プレー中も細かいステップが踏めません。

そうすると、ドリブル中に転ぶ、ディフェンスしていてもすぐ抜かれてしまう。等々のことが起きます。

なので、まずはしっかり決められた動きができるように意識させました。

 

次に、・スキップをしながら上げた足の下で手を叩く

   ・スキップをしながら太ももの上下で手を叩く

を行いました。

観ていて微笑ましい光景が!

とたんにスキップができなくなってしまう子がいました。

これが出来ないのはリズム感が悪いからです。手と足を同時に違う動きをすると脳が混乱してしまいます。

これは繰り返し行わせることが大事ですね!

 

そんな中でも子供たちが楽しそうに取り組んでくれたのが

足ジャンケンダッシュです。

二人を向かい合わせて脚でジャンケンをさせます。その横で僕が手を出して立ちます。

アイコになった瞬間に僕の手をタッチしてからダッシュするというものです。

これも状況判断のトレーニングになります。

ジャンケンでアイコになるという状況を判断し、手をタッチするという脳の切り替え、ダッシュするという動き出しを

繰り返すことにより、プレー中の状況に応じて身体を動かすトレーニングになります。

 

サッカー・フットサルなどに必要な能力

スピード・敏捷性(運動時に身体をコントロールする能力)・俊敏性(刺激に反応して素早く動き出す能力)

が必要になります。

大人でしたら、トレーニングとしてメニューを組んでもしっかりできると思いますが、

子供は遊びの要素を取り入れると飽きずに出来ていいと思います。

 

次回はU-18の選手たちのトレーニングについて書こうと思います。

待っててね!